ダイヤモンド・バニシングツール
photo ワークは表面粗さ8〜10sに前加工して旋盤に取付け回転させます。
ツールポストにバイト同様に取り付けられたバニシング工具の先端のダイヤモンドは、ばねによってワークに押付けられて送られワーク表面 を非常に滑らかに(0.2〜1.5s)バニッシュ仕上げします。
特長
(1) 長寿命のため表面仕上げのコストダウンがはかれる。
(2) 加工法は簡単、旋盤などのツールポストに取付けるだけ。
(3) 送りは0.075〜0.1mm/rev、加工速度は230m/minまで。
加工データ
加工データ
使用について
精選されたダイヤモンド
バニシング仕上げに適したダイヤモンドが厳選され、独特の方法でポリシュ加工してありますので、金属加工でその表面を0.2Sに仕上げることができます。鋳鉄でも0.8Sが可能です。

使用方法

旋盤または類似の機械の刃物台に取付けて使用するように設計されています。ツールホルダを刃物台に取付ける場合には、先端のダイヤモンドを、バニシするワークの中心線で、ワーク表面と90度になるようにします。
刃先のセッティング
ダイヤモンドは、ばねの力でホルダに取付けられており、約6mm動くようになっています。
まず、主軸停止の状態で、ダイヤモンドを完全にばねを押付けるまでワークに押当てます。そしてホルダ(刃物台)を約1.6mm戻して、ダイヤモンドステムがホルダの中で自由に動くようにします。
ワークの前加工
ワークは8〜10Sに、旋削または研削仕上げされていなければなりません。これは一般に刃先Rが0.8mmバイトで0.15〜0.2mm/revの送りで得られます。(鋳鉄部分には若干大きい刃先Rと低い送りがよいでしょう)。
送り速度と加工速度

一般には、切削工具の1/2ですが、要求される表面 粗さを満足させるためには多少の修正が必要です。0.5〜0.8Sの仕上げでは、送りは0.075mm/revで、切削速度にあたる加工速度は約230m/min以下にします。

加工上の注意点

(1)主軸の回転と送りは同時にスタートされること。もし、主軸が始動したとき送りがかかっていないと、ワークにスジがつきます。
(2)冷却液は必ず使用すること、とくに種類は選びません。
(3)ダイヤモンドはつねにバネでワークに押付けられていることに注意。送りを入れたり戻したりしないこと。また、断続面の仕上げには使用できません。
(4)加工できる外径は13mm以上です。

バラウェイツール寸法表

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